今回は,増幅回路によく使われる素子を紹介しようと思います。

増幅回路はセンサー類によく使われていてトランジスタ,FET,オペアンプ(OPアンプ)などが使われます。
その中でトランジスタについてどんなもんか見てみようと思います。
トランジスタの回路記号は,
トランジスタ
こんな感じで,Bはベース端子,Cはコレクタ端子,Eはエミッタ端子となっています。
まず,動作についてです。
トランジスタ増幅
すごく単純に言うと,ベースからエミッタに向けて流れる電流の数十倍,数百倍の電流をコレクタ,エミッタ間に流します。何倍になるかはデータシートを見ることで近い値がわかります。
実際の素子の形は,
I-00881

こんな感じです。上からE,C,Bで,ほとんどのトランジスタは同じ並び順です。

次に,実際にトランジスタを使用した回路です。 
sensor1
常時発光のときに使っていたボール検出回路です。
フォトトランジスタが流す電流の変化をトランジスタで増幅しています。
トランジスタを擬似的に抵抗とみると10[kΩ]との抵抗比で分圧されるのがわかります。ベースエミッタ間の電流の変化によりoutの電位が変わるので電圧の変化として出力が見られます。
こんな回路を使ってラインセンサーも作れます。

大電流
マイコンのデジタル出力ではつけられないくらいLEDなどを接続するとき。
マイコンの出力を増幅させて大きな電流を流すことでLEDをつけられます。
トランジスタにも定格があるのであまり流すと異常に発熱したり煙が出たりします。